中江院長が私の退院を許可したのは、勤務医で主治医でもあったB先生の強い薦めと、退院をさせても再入院は必至だという確信があったからだ。
再入院をしてくる理由は、もちろんでっち上げて捏造した統合失調症などではなく、アルコール依存症だ。
しかし「通院」「デイナイトケア」「訪問看護」を続ける事を条件に退院させたものの、統合失調症扱いに耐えられなかった私は、半年も経たないうちに玉里病院と縁を切ってしまった。
そこで大慌てして、行く先々の病医院に統合失調症と通報し続けたのだった。
今日これを再び掘り起こして書いているのは、通報し続けた一番の理由だ。
それはひとえに私に飲酒させようと思っての行動である。行く先々の病院で統合失調症扱いというストレスを与え続けることによって、私がスリップ(再飲酒)に追い込まれることを願っての、実に十年という途方もなく長い期間にわたる行動であった。
最後の方は、誤診を隠したい事情を抱える外部の内科院長に後を任せるという、徹底ぶりであった。
中江医師の行為は、医師としてのみならず、人間としても断じて許されない。