玉里病院が私に無断で精神障害者保健福祉手帳(以下、手帳)を作っていたと仮定した場合どんな問題が起きるのか。
私が初めて玉里病院に入院したのは平成15年5月7日である。もしその日に統合失調症の診断がなされたとすれば、手帳の申請は初診断から6か月経過後になるため最短で同年11月7日には申請できる。
手帳が作られると何が起きるのか。
精神障害者手帳には1~3級があるが、生活保護の障害者加算が付くのは2級以上である。統合失調症は重い疾患とされ手帳では大体2級になることが多い。仮に手帳を作られていたとすれば加算の対象だった。
まず市民福祉手当として年末に2万4千円が支給される。これは手帳を持っていれば毎年出る。
次に生活保護では障害者加算が付く。加算は月に1万5千~1万6千円ほどで、生活費に上乗せされる。当時、家賃を除いた生活費は7万4千円ほどが相場だったが、加算が付けば約9万円になる。
手帳の有効期限は2年間である。私の初回入院は1年6か月間だった。手帳を作れなかった期間(6か月間)を除けば、残り1年間は院内、退院後の1年間はアパートで生活していた。この間、本来なら加算が12か月分付いていた計算になるが、もちろん私には加算は振り込まれていない。
そのお金はどこへ行ったのか。
保護課と病院との間で事前調整があれば加算分を病院に振り込むことは可能である。市民福祉手当が2回、障害者加算が12回で合計約24万円となる。もし手帳が無断で作られていたとすれば、その金額が玉里病院に入っていたことになる。
そうなると病院だけでなく保護課も一緒に動いたことになる。本人に知らせず勝手に手帳を作り、その加算を受け取っていたとすれば悪質な違法行為に該当する(詐欺、不正受給、公文書関連など)。
これは現時点では仮定である。
しかしもしそれが行われていたなら問題は極めて重大である。
